事務所のベンチ

事務所の中庭に置いてあったベンチなのですが、座面の木材の傷みがひどくなってきていたので、新しい木材に交換し塗装をし直しました。
すっかりきれいになって再び庭の定位置に納まりました。
今はクマゼミに占領されている中庭ですが、もう少し涼しくなったらこのベンチも活躍するようになると思います。
スタッフS.E
「滞在型農園のラウベ」の屋根が出来ました。
梅雨空に散々振り回されましたが、屋根が出来れば一安心。
と思ったら途端に梅雨が明けてしまいました。

ラウベは約10坪の小屋ですが、南面に大きく張り出した軒下空間があり、畑仕事の休憩に使われます。
世の中では日当たりは良ければ良いほど喜ばれるものですが、その一方で「日陰」はあまり魅力を語られることはありません。
今日のように暑い日はオアシスのように感じる日陰。
このような深い軒は家の中にも繊細な光のグラデーションを生み出します。
生活の中ではただパーンと明るいだけでなく、心地良い陰影がある方が人間の暮らしに合っているのではないでしょうか。
こういう暮らしに寄り添う陰影を生み出す「リッチな日陰」を所有することは、現代では贅沢なことのように思います。
スタッフS.E

先日上棟したラウベは小さくても住宅(10坪)としての機能を過不足なく備えていて、住むことも可能です。
設計にあたって思い描いていたのは映画「人生フルーツ」で有名になった津端さん夫婦の住まいと生活です。
御夫婦とは親交があり暮らしぶりを拝見していましたが、広い畑があり雑木林の中に建つ小さなワンルームの簡素な住まいで、自然の恵みを大切にした豊かな暮らしをされていました。
畑を耕し、自然に親しみ、汗を流し、収穫を楽しむ暮らしはウィズコロナの社会で理想的だと思う。
このラウベも数年後が楽しみです。
神家昭雄