河井寛次郎展
▲河井寛次郎展ポスター
昨日,岡山県立美術館へ河井寛次郎展を見に行ってきました.
今回の展覧会では,独立間もない30歳頃の作品から,亡くなる直前70歳代までの作品が,約300点展示してあり,時間(時代)を追っての鑑賞ができました.
30歳代の作品は非常に細やかで,民藝運動のはじまりと共に装飾は減り,晩年には偶然を必然と受け入れたような,釉薬?を叩き付けたような作品もありました.
この変化は単に技法の変化にとどまらず,彼の感情の変化(←見る人それぞれで違うモノが見えるんでしょうね.)を目の当たりにしたような気がしました.
いや~,良いものを見ることが出来ました.所長が図録を購入していたので,また見せてもらおうと思っています.
スタッフS.O