Fattoriaの家 工事が始まるまで その1
現場スタート宣言をした
「Fattoriaの家」 ですが、
これまでの経過を簡単におさらい。
Fattoriaの家 は再生物件。
新築とは違い、
既存のものを活かしながら、
また既存のままでは危うい、魅力が足りないところに
新しい「何か」(構造要素であったり・・・素材であったり・・・色であったり・・・)を
加えたり、入れ替えたりして工事を進めていくため、
工事前に建物の状態を知る必要があります。
Fattoriaの家も再生のご相談を受けて、いざ現場調査へ。
平面や断面を実測していくのはもちろん、
小屋裏にも入り、材料の寸法や高さ関係を調べていきます。
また古い家は柱や土台、梁に白アリや腐りが生じている場合があるので、
材料の健康状態も同時にチェック。
何十年、100年を超える期間に積もったチリ、ホコリの攻撃を受けながらも
各部材をチェックすることで、補強方法やデザインへの道が開かれていきます!
「甦った建築から、この景色がどうみえるのか?」
ワクワクしながら事務所に帰って図面化し、
再生プランを練っていったわけです!
スタッフS.O