東京駅
東京駅(辰野金吾設計)は、100年前の姿に戻す、5年に及ぶ復元工事が終わり、
フリークラシックスタイルの美しい姿を現しています。
駅舎はシンメトリーに見えますが、良く観察すると、
シンメトリーをあえてずらしていることがスケッチをして気付きました。
ぜひ一度じっくり見てください。
神家昭雄
ちょっと遅めの夏休みをいただいていた「TNさんの家」ブログ。
このまま大学生のように9月いっぱいまで夏休みをもらおうか・・・とも
思いましたが、本日再開します。
さて前回までに、建物の解体がほぼ終了した様子をお伝えしていました。
解体後はというと、まずは土台レベルの確認。
レベルというと専門用語っぽくて難しく聞こえますが、
簡単にいえば「高さ」の確認です。
設計前の段階でも床の上から調べたのですが、解体が終わり、
土台がむき出しになった時点で再度、各土台の上の面の高さを計り、
建物の沈み具合を明確にしていきます。
建物自体が重いことは容易に想像できると思いますが、
この重さで基礎が長い年月をかけてその土地に沈んでいき、
建物が傾いていく・・・。
沈み具合にばらつきはありますが、杭工事が住宅では一般化していなかった
年代の建物に沈みが生じていることは少なくありません。
ここで計測した高さを考慮しながら
基礎工事や木工事の作戦を施工者と練っていきます!
この工程に関しては写真がないので・・・今日は文字だけで。
スタッフS.O