TNさんの家 現場レポート6
基礎工事も終わり、
工務店と私たちはプレカット図面の最終確認。
大工さんは床下地の工事に入ります。
「改修なのにプレカット?」
多くの改修工事では、大工さんは現場で寸法を取りながら
痛んだ柱や梁を入れ替えたり、付け加えたりします。
つまり「手刻み」で対応する必要があります。
TN邸でももちろん「手刻み」部分はあります。
けれど、2階建てを平屋に戻すには1階の梁から上の束や母屋など
屋根を構成する部材は全て新しくする必要があります。
一部増築部分や、かぎりなく新築に近い部分もあるので
今回は「手刻み+プレカット」を採用しました。
かっこよくいえば「ハイブリッド」です!!!
その範囲の建て方まで、大工さんは完ぺきな雨養生をして
床下地の工事を進めてくれました。
「養生」ひとつとっても、その職人さんの仕事に取り組む姿勢が伝わってきます!