TNさんの家 現場レポート8
タル木が流れ、野地板を張り終えると、
次は屋根工事に突入です。
TN邸は大屋根は瓦、玄関廻り+縁側は屋根勾配がゆるいので
ガルバリウム鋼板の屋根を採用しています。
1階の軒の高さは
改修前=もともとの1階桁高さ。
改修後=もともとの1階桁高さ+その上に乗せていた桁の高さ(2階建てに増築した時に増設したもの※つまりは2階建て部分は2重で桁が架かっていたということ)
ちょっとイレギュラーで分かりにくいと思いますが、
つまりは改修前と後の軒の高さは、赤で書いた部分の約30センチ違うだけなんです。
その割には「大きくなった」感じがしませんか?!
しかも、裏の隣家側は半間減築しているんですよ!
では、なぜか???
それは、1階の平面をいくつも分割したかのように架かっていた屋根を、
シンプルに大きな「切妻」としたからです。
大きな屋根からは、なんともいえない「安心感」や「おおらかさ」を感じることができます。
今回の投稿で、「木ずり」と呼ばれる外壁の下地の準備も始まりました。
この「木ずり」が建物を覆うとこれまた圧巻!
それは次回に・・・。
スタッフS.O