manabi
今日は他の設計事務所のオープンハウスや現場を見せてもらう機会をいただきました。
その帰りには本事務所が設計監理している進行中(・・・ほぼ完成)の住宅(ブログ内:中庭のある家)にも寄らせていただきました。
寄らせていただく・・・というと他人行儀な感じがしますが
基本的に本事務所では住宅規模の仕事の場合
神家+担当スタッフ1名というチームを事務所内でつくりプロジェクトを進めています。
設計段階では他のスタッフがそのチームに加わることはありますが
現場が始まると神家+担当スタッフというチームは確固たるものになります。
というわけで「中庭のある家」の担当スタッフでない僕は頻繁に通うことはなく
ときどき訪れては
その現場の全体像をふわっと見て
納まり(ディテール)をぐっと観察するわけです。
というのも
事務所として定番のディテールもあれば
その現場現場で初めて出会うディテールもあるわけです。
初対面のディテールとの出会い方は2つあります。
計画段階で予感していた出会い。
そして予期せぬ出会いです。
後者が少なくなるよう事前に検討を重ねるわけですが
これはなかなかゼロにはなりません。
そこで出会った時には
神家+担当スタッフは検討に検討を重ね現場に反映させるのです。
ということは
つまり担当スタッフ以外のスタッフにとって
他の担当スタッフの現場は宝が散らばっているようなもの。
事務所で情報を共有はしますが
「これどうなってるの?」
と聞いて初めて分かることもあります。
やっぱり
「事件は製図室でおきてるんじゃない!現場でおきてるんだ!!!」(古っ)
そんなことをふと思った今日の「中庭のある家」。
担当以外の現場にこそmanabiの種は転がっています。
おっと
「中庭のある家」の更新はMa先輩にお任せです。
素晴らしい写真がアップされるのをお楽しみに!
スタッフS.O