脇床
内部の木工事が完了し、外構工事に造園作業と進み、
みかわてらすの全貌が見えてきました。
この写真は、カフェ部分の座敷にある脇床の様子です。
窓にガラスが入り、真ん中にガラスの棚を設けています。
上部にはこれから障子が入り、孤蓬庵忘筌をイメージさせる脇床となります。
座敷に座ると下部から視線が抜け、庭の景色を楽しむことができます。
茶室の忘筌では、変形型のにじり口として楽しまれ、
屋台船から見る様子に似ていたことから、舟入とも言われていたそうです。
今回は出入りすることはできませんが、ガラス棚を飾り付けたりして、
庭と床、内外の調和を目で楽しむことができます。
みかわてらすの見どころの一つとなりそうです。
スタッフK.I