下屋おこし
現場、とても暑いですね。
この気温での作業、職人さん達には本当に頭が下がります。
皆さんも外での作業は、熱中症にお気を付け下さい。
さて、「黒松の家」ですが、家の顔となる南側下屋が起きました!
この部分は、柱材や梁材がそのまま見える現しの意匠となります。
外部との仕切りは、建具やはめ殺しのガラスを入れていきます。
少し低い軒先が出入口の良い雰囲気を出しています。
スタッフK.I
現場、とても暑いですね。
この気温での作業、職人さん達には本当に頭が下がります。
皆さんも外での作業は、熱中症にお気を付け下さい。
さて、「黒松の家」ですが、家の顔となる南側下屋が起きました!
この部分は、柱材や梁材がそのまま見える現しの意匠となります。
外部との仕切りは、建具やはめ殺しのガラスを入れていきます。
少し低い軒先が出入口の良い雰囲気を出しています。
スタッフK.I
神戸のまちづくり会館で行われている「建築家 宮脇 壇 のドローイング展」に
事務所のメンバー+OGで出かけてきました。
数々の名作を世に発表してきた宮脇壇ですが、その構想段階のドローイングから、
施工に際しての詳細図に至るまで、その全ての制作物が、
独立した作品として鑑賞するべき完成度と想像力を湛えていました。
没後20年が経過しようとしていますが、手書きの図面やドローイングからは
いまなお生々しい思考の軌跡が見て取れます。
この展示は神戸では24日まで行われているそうなので、
興味のある方はぜひ行ってみて下さい!
(ちなみに、写真撮影可、でした)
その翌日は安藤忠雄さんの講演会を聞きに、直島は直島ホールへ。
体調を崩されたというようなニュースを聞くようになり、大丈夫だろうかと
思いながら出かけた講演会でしたが、安藤さんは驚くほどエネルギッシュで
快活に、自らが携った直島のこれまでと、これからについて語っていました。
講演会終了後は小走りで退場し、会場を驚かせていました。
また、会場になった直島ホールもじっくりと見学できました。
(そしてなんと会場には三分一さん本人も来ていました!)
↑直島ホールと、その背後には石井和紘の直島町役場という贅沢なツーショット。
ここ数日、インプットの情報量が多い日々でした。
ここで蓄えたものをまた日々の仕事に役立ててゆきたいです。
スタッフS.E
今回の豪雨、皆さまの被害はいかがでしたでしょうか。
当事務所は、神家、スタッフ共々、大きな被害はありませんでした。
現在、県内外で徐々に被害の全貌が明らかになっているようです。
当事務所にも、これまでのお施主様から被害の情報が入ってきています。
ついこの前もブログに登場(ブログ「MTTでの打合せ」)したMTTが
床上浸水したという知らせを受け、被害状況を確認しました。
↑建具に水の跡。
↑水が引いたあとに残る細かな砂で真っ白に。
↑土壁は水に浸かった部分が崩れています。
↑床から約20センチほどの高さまで水に浸かっていた跡が残っています。
写真はお施主様の清掃の後なので、被災直後はこの写真よりも
凄惨な状況だったそうです。
現在、被害状況をまとめ、工務店とやり取りし、
災害以前の状態にまで戻せるよう努めています。
また、先日、村営住宅の地鎮祭が行われたばかりの新庄村では、
現場に行くまでの道が崖崩れを起こし、現在、大きく迂回しないと現場まで
たどり着けないと、工務店から連絡がありました。
現場では当分、混乱が続きそうです。
ときに猛威を振るう自然現象から、生活の基盤を守るという建築の責任を、
肌身で強く感じた災害でした。
現在も避難生活を続けている方や、災害の対応に追われている方が一刻も早く
元通りの生活に戻れるように、当事務所として、また一個人として、
微力ながら出来ることをしてゆく所存です。
スタッフS.E