ボローニャ国際絵本コンクール
「長船のギャラリー」の施主である工藤あゆみさん(在イタリア)
今年もボローニャ国際絵本コンクールに入選され、巡回展が日本で開かれています。
コンクールには世界各国から3000点ほどの応募があり、70点の作品が5人の審査員によって選ばれています。
3時間ほどかけて全ての作品を見ましたが、芸術性の高さに驚かされました。
審査員の一人はデジタルによる作品が多く、手書きの作品が少ないことを危惧され、手書きの作品が増えることでコンクールがもっと豊かになると言っています。
サイトゥオンブリーの手で描くことの大切さを「人間の想像力と感性を表現するもっとも根源的な方法である」という言葉を思い出します。
(※写真は図録より)
神家昭雄