弊所のビニールスクリーン
先日のブログに書かせていただいた通り、事務所の打ち合わせテーブルの上に、ビニールスクリーンを設置しています。
緊急事態への対応とはいえ、どうせ作るのなら、機能を満足させつつ、圧迫感を無くし、安価で撤去もしやすいように作りたいというのが人情というものです。
↑神家がデザインした照明器具。照明の形に合わせてビニールを加工しています。
↑真鍮棒をパンチで開けた穴を縫うように通し、重りにしています。
↑ビニールを止めているのは事務用品のペーパーファスナーです
合計3,000円ほどで作ることが出来ました。
街中で頻繁に見かけるようになったビニールスクリーンのように、今回のコロナ禍によって日常の風景が否応なく変化してゆくように感じます。いまはまだどこも応急処置的なデザインですが、今後はなるべく見慣れた空間への異物感を減らし、日常性を損なわない意匠が求められてゆくのではないか、そんなことを考えながら制作しました。
スタッフS.E