長谷川等伯『松林図屏風』
昨年、東博で松林図を人が少ない静かな時間の中で、一時間ほどじっくりと観る機会に恵まれた。
六曲一双の中に力強い松と遠くに雪山が描かれているのは屏風の半分だけ。残りは余白。
じっくりと眺めていると何も描かれていない余白に意識が引き込まれていく。
こんな経験は初めてのことだ。
等伯が描きたかったのはこの余白ではないだろうか。
余白こそが主題で、ここには大気・光・時間・日本人の自然観が表現されていると思う。
神家昭雄
昨年、東博で松林図を人が少ない静かな時間の中で、一時間ほどじっくりと観る機会に恵まれた。
六曲一双の中に力強い松と遠くに雪山が描かれているのは屏風の半分だけ。残りは余白。
じっくりと眺めていると何も描かれていない余白に意識が引き込まれていく。
こんな経験は初めてのことだ。
等伯が描きたかったのはこの余白ではないだろうか。
余白こそが主題で、ここには大気・光・時間・日本人の自然観が表現されていると思う。
神家昭雄
7月11日(土)・12(日)に「福富の家」の見学会を行います。
コロナウイルスの影響を考慮しまして、予約制の1日3組様に限らせて頂きます。
ご予約は弊社HPのお問い合わせフォームよりご希望の日時をそえてご連絡ください。
※お電話でも受け付けています。
新築・改築など住まいの設計をご検討の方、ご来場をお待ちしております。
→お問い合わせはこちら
「福富の家」
約40坪の平屋住宅です。
南の大きな開口とトップライトからの光で明るいダイニングキッチン、
リビングには小上がりの畳空間がありゆっくりと過ごせます。
住まいの各処にバランス良く無垢の木材を使い、気持ちの良い空間になっています。
→「福富の家」工事の様子はこちら
明石工業高等専門学校のHPに「第16回 日本建築学会中国支部 中国建築文化賞(住宅部門)」受賞の件が紹介されています。こうして取り上げて頂き有難いです。
詳細はこちらをご覧ください。
→明石工業高等専門学校HP
→研究室日記
→カイヅカイブキのある家
スタッフK.I