「福富の家」
神家昭雄
蝶にはいつも通る道があり、事務所の中庭には毎日黒アゲハがやってくる。
僕の机の前を優雅に舞っていて、その姿は美しい。
贅沢な時間が目の前にある。
神家昭雄
久しぶりに八坂本町の家を訪ねる。
築7年たっているが大切に暮らされていて時間の流れを感じさせない。
民家の再生は竣工した時すでに何十年もの歴史があるため、たった7年では変わらないのもあたりまえか。
裏山には立派な桜の木が何本もあり、そのために大きな窓を用意している。
春に訪ねたい。
神家昭雄