寮の耐震改修
歴代の改修の痕跡が重なり合う躯体
今月から、寮の本格的な耐震改修に取り掛かりました。
スタッフ Ma.
二年ほど前に南房総市でリノベーションをさせていただいた家の状況を大変心配していましたが、昨日(12日)に岩糸地区は電気・通信・水道が復旧したそうで、やっと連絡が取れました。
大きな被害はないとのことで安心しましたが、施工してもらった工務店によると、400軒ほどの困っている人からの電話が入っているそうです。
施主さんはクーラーが使えなくても通風のよい家なのでゆっくりと眠れたそうです。
あらためて、通風の大切さを考えています。
また、敷地には使っていない井戸があるので、井戸を使えるようにしたいと言われていました。
電気、水道が止まっている地区の一刻も早い復旧を願うばかりです。
神家昭雄
現在計画中の「滞在型農園のラウベ」の模型です。
「ラウベ」はドイツ語で「小屋・簡易宿泊所」という意味だそうです。
その名のとおり、お施主様が週末に農業をするための小屋です。
畑の面積を最大限確保するため、約11坪の小屋に、お施主様とゲストの方が宿泊するための設いを詰め込んでいます。
片流れの簡素な見た目ですが、作りつけの2段ベッドや釣竿のための収納など、こだわりが凝縮された建築になりそうです。
当事務所の設計の中でも、人が宿泊できる建築としては最小の物件になります。
今から完成が楽しみです。
スタッフS.E