カップボード
8年前に新築したクライアントからの依頼で、カップボードを初めてデザインしました。
扉の枠の見付を極力細くしているため、そりが心配です。
神家昭雄
現在施工中の「長船のギャラリー」の足場が取れ、外観が姿を現わしました。
↑背の高い展示空間のため、軒とケラバを少し大きく出してバランスをとっています。
屋根は大きいのですが、余計な構造部材が見えてこないので、とても軽やかな印象になります。
↑大きな空間を支える繊細なトラスも、真っ白に塗装された空間に心地よい緊張感と高揚感を与えてくれます。
一見、シンプルな切妻型の建築に見えますが、深い軒や大空間を支えるトラスなど、構造的には様々な工夫が凝らしてあります。
構造設計を担当してくださった下山建築設計室の下山聡さんの、細部に至るこだわりの成果です。
↑作品の収蔵に使う予定のロフトですが、展示スペースとは打って変わって隠れ家のような落ち着く空間になっています。
足場が取れれば工事もいよいよ大詰め。外構や建具などの工事が始まります。
完成が楽しみです。
スタッフS.E