進行状況
内部補強工事がほぼ完了しました。
こちらはピクルスの加工場です。
大きなレンジフードが付いています。
屋根の補修と外壁の仕上げが進んでいます。
今後は外構も順次取り掛かっていくので、外観が大きく変化していくと思います。
スタッフK.I
現在、矢掛町で再生の現場が進んでいます。
この現場は住宅ではなく、「みかわてらす」という、カフェと、矢掛町の特産野菜を使ったピクルスをつくる工場に生まれ変わります。
矢掛町が推進する「みかわてらす」について詳しく知りたい方はこちら
ピクルスはすでに別の場所で生産されており、とても可愛らしいパッケージで、味も絶品です。
矢掛町内や倉敷市、東京でも購入することができます。通信販売も行っているそうなので、興味のある方はぜひ。やかげ観光ネット「陽気なピクルス&ディップソース」
再生前の様子。
外観。立派な佇まいです。
増改築が繰り返された結果、さまざまな屋根が折り重なるようにかけられています。
ここに暮らしていた人の歴史を物語っているかのようです。
すでに畳は片付けられていますが、まだそこかしこに人の暮らしていた気配を感じます。
土間スペース。
解体の様子。
たくさんの職人さんが現場に入り、不要な部分と残す部分を注意深く見分けながら作業が進みます。
かなり痛んでいる様子の屋根。この建物も再生し、活躍してもらいます。
てきぱきと手際よく進む解体作業。
再生物件の解体は、それまで建物の中に充満していた前の住人の濃密な生活の空気が薄れてゆく寂しさと、これから何かが新しく始まる、そんなわくわくする気持が入り混じります。
解体が終わり、いよいよ再生に入ります。
古い瓦を一度撤去し、屋根を直し、再び瓦を置いてゆきます。
新しく筋交いを追加し、地震や強風に対して十分な耐力を確保します。
現在もこの現場では工事が進められています。
二階は一階に先行して、ずいぶん完成が見えてきました。
鬼瓦。中央に見えるのはこの家の家紋です。現在ではほとんど作られていない手の込んだ細工が見られます。
スタッフS.E
当事務所が手掛け、ウッドデザイン賞に入賞した「吉井の家」が今日(1月25日)の山陽新聞の朝刊に掲載されました。
受賞した吉井の家についてだけでなく、神家がこれまで取り組んできた考え方から、未来への展望まで、分かりやすく記事になっています。
スタッフS.E
友人で大変尊敬している手嶋保さんの講演会があります。
手嶋建築は端整で知的、人間についての思考が建築の空間に表現されていると思います。
2月10日(土)2:30より、JUNKO FUKUTAKE HALLにて。
神家