2年目の「富田の家」
今日は竣工から約2年が経過した「富田の家」の外構の変更と、追加の家具の打ち合わせに同行しました。
左官屋さんの確かな仕事のおかげで室内の漆喰壁もヒビひとつなく、すばらしい状態を保っていました。
経年変化を楽しめる家には、職人さんの高い技術が必要不可欠だということが実感できました。
これから始まる庭と家具の工事もまた、職人さんが腕を振るうことになります。
今後も勉強させて頂こうと思います。
スタッフS.E
今日は竣工から約2年が経過した「富田の家」の外構の変更と、追加の家具の打ち合わせに同行しました。
左官屋さんの確かな仕事のおかげで室内の漆喰壁もヒビひとつなく、すばらしい状態を保っていました。
経年変化を楽しめる家には、職人さんの高い技術が必要不可欠だということが実感できました。
これから始まる庭と家具の工事もまた、職人さんが腕を振るうことになります。
今後も勉強させて頂こうと思います。
スタッフS.E
全国の学生(3年生まで)が作品を応募し、評価を受ける関西最大の建築イベント。
今年の審査委員長は乾久美子。
開場は多数の応募作品の中から選抜された100作品が展示され、最優秀賞を決める審査会が行われ、全国から集まった学生で会場は超満員。教えた多くの学生に出会った。
明石高専から大学に編入した大内君と福岡君がベスト100に選ばれていて、成長した姿を見ると嬉しくなりました。おめでとう。
また、建築新人戦は全て学生によって運営されていますが、武庫川女子の森谷さんが学生スタッフ156人を束ねる代表をしているのにはおどろかされた。たいしたもんだ。
きっとこの経験は大きな財産になることでしょう。
ご苦労様でした。みんな成長している。
神家
大工工事による本棚棚を差し込む溝 棚には掛に当たる部分をつくります。
現場の木工事も終盤にさしかかり、大工さんによる家具の製作が始まっていました。
家具工事といっても、大工さんは大工工事に使用する道具で造るので、
家具屋さんの専用の機械がある造り方とは違ってきます。
棚板等となると、家具屋さんではフラッシュ材(薄い合板を機械でプレスして木枠下地に張り付けた材)を使用しますが、大工さんはランバーコア合板(芯板となるコア材に表面仕上げとして薄い合板を張り付けてある材)を使用しています。
この場合、どちらの材も木口を隠すのですが、
大工さんは角材を取り付け、後から厚みの調整を行っています。
機械を使わず薄い材を貼ると、剥がれ易い物が出来てしまうと言われていました。
溝をつくのもトリマで削った先端の丸みをのみを使って角を出しています。
ここへ角を欠いだ板が差し込まれ、ぴったりとはまる予定です。
家具工事との違いを分かっているつもりでも、
実際に造っている所を見ると大変さがよく分かりました。
丁寧に考えらた本棚となり、完成が楽しみです。
スタッフK.I
事務所前のヤマボウシ
たくさんの赤い実
熟して落ちてしまった実
割って果肉の観察
ヤマボウシの実が赤く熟し、秋の訪れを感じる時期になってきました。
メジャーなのは、春の終わりから夏にかけて咲く白い花(総包片)の方かもしれませんが、
実はこの実、食べれるそうです。驚きです。
事務所の前に落ちていた実を採取し、割ってみるとオレンジ色の果肉が現れました。
とても甘い良い香りで、少し桃系の匂いに似ています。
生でも食べれるみたいですが、たくさん集めてジャムにすると美味しいそうです。
春から冬にかけて季節の移ろいを景色として楽しませてくれる樹ですが、
味覚の秋として新しい楽しみ方の一つになるかもしれません。
お試しあれ!
スタッフK.I