平田雅哉
村野藤吾に「大棟梁」といわれていた
大工 平田雅哉は生涯400もの数寄屋建築を
つくっています。
城崎温泉には平田の仕事がいくつかあり見せてもらいました。
手間ひまを惜しまない仕事に感銘を受けました。
人に愛される理由がここにあると思います。
建築家であり大工である
今の時代にはこんな人はもう出てこないだろうな。
神家昭雄
6月8日
学南町の家の現場監理へ。
昨日梅雨入りしたようですが
梅雨入りまでに完了させたかった工程
屋根のルーフィング施工をきっちり
終わらせてくれていました。
ルーフィング:屋根面の瓦やガルバリウム鋼板の下に貼る防水材料
梅雨ではありますが、ルーフィングが施工されればひと安心。
今年は梅雨入りしたものの週間天気予報も悪くなく
この流れで屋根(ガルバリウム鋼板)工事に突入です。
内部はこんな感じです。
納まりの関係で屋根工事前に張る必要があった杉の天井板が
登り梁の間から見えています。
よい材料、よい仕事してくれています。
スタッフS.O
5月29日
先週の土曜日、27日は「学南町の家」の棟上でした。
作業は順調に進み
のびやかなプロポーションが現れました。
現場を担当していると、とてもうれしく
刺激になることがあります。
それは若い大工さん、職人さんの成長をみること。
僕もまだまだ修行中の身ですが
たとえばこの写真の大工さん。
4~5年前でしょうか、
この工務店に担当してもらっていた再生現場へ監理に行くと
建物裏から学生服の男の子が出てきました。
「誰??」
そう思ってよく顔を見ると
さっきまで棟梁の手伝いをしていた彼でした。
高校3年生の長期休みを利用して
大工研修に来ていたんですね。
彼はその後、工務店に入社。
棟梁について大工修行を続けています。
現場で会うたび
工務店の作業場で会うたび
大工さんらしくなってきたな~と感じ
現場でさせてもらっている作業内容も
大きく変化していってます。
その姿は僕にも大きな影響を与え
エネルギーにもなっています。
彼はいったん他現場へ行きますが
また学南町の家に戻ってきてくれる予定。
おっと
話は大きくそれましたが
そんな学南町の家、これから本格的に現場が進みます!
Oさん、上棟おめでとうございます。
スタッフS.O
少し前、知り合いから驚きの素敵なプレゼントが届きました。
すごい人がいるものです。
タイトルの通り、コルビュジェの11ヶ国にある全作品72作品中
69作品を16年かけて見に行ったそうです。
建っている場所を探すだけで大変なことだと思うのですが。
彼の仕事は建築関係とは無縁の人で、ただ興味があるというだけで
ライフワークとしてコルビュジェ作品を見に行っています。
恥かしながら僕は半分以上知らない作品です。
この本を見ると改めてコルビュジェの凄さ、偉大さがわかります。
もし彼がいなかったら近代建築は今のような発展をしただろうか。
神家昭雄
5月17日
すこし前のことですが
愛媛の共栄木材、西下社長から神家へ
すてきなプレゼントが届きました。
MIAKI 三秋ホールの風景と建築 手嶋保
三秋ホールは共栄木材にある
多目的ホール棟の名称で
設計は手嶋保さん。
神家もスタッフも手嶋さんの建築のファンであり
手嶋さん自身のファンでもあります。
三秋ホールの落成記念講演会には
私たちもお邪魔し
手嶋さん×神家×西下社長の
鼎談も開かれました。
この本は三秋ホールの写真、図面とともに
手嶋さんのエッセイ的文章、鼎談の内容が
簡素で美しくまとめられています。
ご購入は→こちら
スタッフS.O