「Fattoriaのお堂」番外編
Fattoriaのお堂の建て方の時の写真をもう一枚。2M×2Mの建築の建て方にしては多い人数ですよね。
これじゃあ④で書いた「施工の簡略化」なんて説得力がないってものです。
いやいや事務所スタッフを知る方はよ~く見てください。
所長・・・
スタッフMa.・・・
スタッフS.Oこと私・・・
他の現場からの帰りに、建て方の様子を見に来たわけです。
ここで神家事務所あるあるを1つ。
スタッフS.O
Fattoriaのお堂の建て方の時の写真をもう一枚。2M×2Mの建築の建て方にしては多い人数ですよね。
これじゃあ④で書いた「施工の簡略化」なんて説得力がないってものです。
いやいや事務所スタッフを知る方はよ~く見てください。
所長・・・
スタッフMa.・・・
スタッフS.Oこと私・・・
他の現場からの帰りに、建て方の様子を見に来たわけです。
ここで神家事務所あるあるを1つ。
スタッフS.O
今日は完成した姿のお披露目です。△はね上げ式の窓からは涼しい風が入ります。樋は敷地内の竹を割ったもの。
△正面の入口は高さを抑えています(H=1600)。角は丸くしてやわらかさを。
△お堂に入って正面はこんな感じです。
室内は美しい杉板に包まれたシンプルな空間。
石がお堂のご本尊とのこと。
お堂に入って正面のガラスからは朝の光が入り、緑がいつも迎えてくれます。△右下にみえるのがベンチ。反対の壁にもつくっていて、4人でおしゃべりすることができます。
2M×2Mの小さなお堂。
無事完成を迎えたのであります。
小さな建築ではありましたが(小さな建築だからこそ?)
デザインはもちろん
施工のこと、材料のこと、居心地のこと
検討に検討しました。
庭にこの建築をつくり
床を張って、入口に簡単な建具をつくれば
「小さな離れ」にもなりますね。
4㎡の建物なので面倒な申請も不要。
一家に一戸「小さな離れ」いかがでしょうか?
お父さんの書斎、子供の遊び場、お母さんのアトリエ・・・。
夢が広がる暮らしです。
興味がある方はお問い合わせください!!!
スタッフS.O
連載4日目。
建て方が終わると
すぐに板金屋さんに入ってもらい屋根工事も完了。
※屋根:ガルバリウム鋼板平葺
その後は外壁張り。
あらかじめ工場で塗装した杉板を張っていきます。黒い外壁は緑、青空に映えます。
本体壁に使用したJパネルは厚みが36ミリあります。
外壁を留め付ける釘が十分に効くので下地材は省略。
ほかにも、この建物には柱や梁、タル木など
通常の方法で建てると必要になる部材を省略して
施工の簡略化を計っています。
部材が少ない≒施工簡略化≒大工さんの手間代が少ない
シンプルで理にかなった建物を目指した結果です。
明日、ついに完成の姿を公開!!
スタッフS.O
連載3日目。
建て方日です。
料理のレシピのように紹介しますよ~。△基礎の延べ石の上に土台を並べ固定します。
△土台にJパネルにを固定し、壁を立ち上げます。パネルはあらかじめ工場で加工し、現場では留め付けていくだけ。
※Jパネル(協同組合レングス):お隣の鳥取県智頭杉をつかった杉の3層パネル△同じく開口部も工場加工です。
△妻の三角部分を立ち上げ、屋根板を留め付ける棟木を入れます。
△屋根板もJパネル。
△屋根板も施工完了。屋根板は内部ではそのまま天井板に、壁も内部はこの状態で仕上がっています。構造材がそのまま内装材になってるというわけです。
作業中には記念撮影も。△所長、満面の笑顔。
所長が入るとお堂の大きさがよくわかります。
2M×2Mの小さな小さな建物です。
明日もお楽しみに!
スタッフS.O
連載2日目です。
今回のお堂の新築工事にあたっての
クライアントからの要望は
・お堂のなかで4人が座って話ができるようにすること。
・天井にフレスコ画のようなものが描ける、または貼れるようにすること。
・コストを抑えること。
私たちからの提案は
・配置と大きさは既存のお堂に近いものにして、記憶を継承すること。
・薬師さまを祀るに相応しい空間とすること。
・工期の短縮をはかり、コストを抑えること。
要望を汲み取りながら、私たちの提案も図面化して
さあ工事スタートです。
解体はクライアントの自主施工。
完了後は工務店と私たちにバトンタッチです。
まずは1日で
お堂の基礎となる延べ石の据え付けを完了させました。※写真は土台敷きまで完了した後のもの
(土台敷きは建て方の日に行っています)
明日は③です。
いっきに工事がすすみますよ~。
スタッフS.O