NSさんの家 再生工事9
新築でも再生でも
構造補強や下地の工事をしているときは
現場はゆっくり進んでいるような印象を受けますが、
それらを終えると
現場は日に日に変化していきます。
前回はスチールの側桁が、
今回は吹抜けに面する2階に
手すり壁が施工してありました。スチールと栗板を張った手すり壁。
違う材料を隣り合わせて使うことで、
お互いの存在が際立ちます。
スタッフS.O
新築でも再生でも
構造補強や下地の工事をしているときは
現場はゆっくり進んでいるような印象を受けますが、
それらを終えると
現場は日に日に変化していきます。
前回はスチールの側桁が、
今回は吹抜けに面する2階に
手すり壁が施工してありました。スチールと栗板を張った手すり壁。
違う材料を隣り合わせて使うことで、
お互いの存在が際立ちます。
スタッフS.O
ケイソウ土の色
タイルの色
塗装の色
それぞれの仕上材料の色をカタログやサンプルから
住まい手と相談して決めていきます。
「おススメの色はこれ」というものをこちらも用意していきますが
TYさんもいろんなHPを調べて、
元の計画とは違うタイルと運命的な出会いをされた模様。
先日サンプルを取り寄せてみましたが
小さなお菓子が集まったような
かわいらしいモザイクタイルでした。
日ごとに現場が変化していくのも
もうすぐそこ・・・か?
スタッフS.O
側桁、手すりをスチールで製作しています。
事務所定番のデザインですが、
NS邸に合わせて各寸法をかなり検討しました。
今日は現場におさまった様をみて
「ほっ」と一息、
「よしっ!」と興奮。
よい立ち姿でした。
「デザイン」というと
まったく新しい形状のものを生み出すことを
頭に浮かべがちですが、
既にあるものを
「昇華」させる行為を忘れることなかれ!
だと実感させられました。
階段板が付いたら、
建物内部との関係性がわかる写真を載せますね。
今はまだ、段板がなくてスカスカなので
側面の写真のみ公開です。
スタッフS.O
「いらっしゃい!」
そんな声が家から聞こえてきそうな玄関を計画したいものです。
本事務所では
面積に余裕があれば、少し広い玄関、
「土間玄関」という場を設けるようにしています。
「玄関」は靴を脱ぐ場、出入りの場としての認識が多いように思いますが、
そこは交流の場であり、
客人を迎える場
住まい手を送り出す、迎え入れる場所でもあります。
TY邸では約4畳の土間空間を設け
そこにベンチを造りつけました。
このベンチに座って庭仕事からのひと休憩、
近所の人をおもてなし、
靴ひもをむすんだり・・・、
なにかと役に立つ空間です。
都心や、市街地では敷地面積的に広い玄関を設けることは
難しいかもしれませんが、
そういう感覚で「玄関」を考える姿勢は
どんな物件でも持ち続けていきたいものです!
スタッフS.O