神家昭雄建築研究室

Fattoriaの家　17

できたての黒板に書き初め。

平屋プロジェクト

再生現場のブログが最近は多いのですが、
新築のプロジェクトももちろん進んでいます。
事務所ではここ数年で平屋を希望される方が増えている印象です。
たとえば、敷地に余裕がある場合、
子供が独立して夫婦２人だけの暮らしへ変化した場合、
また、コンパクトな住まいを希望される場合など、
さまざまな方がいらっしゃいます。

現在、平屋のプロジェクトが３件続いています。





スタッフ　hi.

TYさんの家　再生工事3

2階の子供部屋は
大きな丸太梁で
兄スペースと、弟スペースとが分かれます。

この梁を

くぐったり

またいだり

ねそべったり

この状態の現場でも
2人の行動が「ほわっ」と頭のなかで
イメージできます。

スタッフS.O

NSさんの家　再生工事3

大工工事が始まっています。

新築ではプレカットの比率が増えていますが
再生はその場その場で実測しながら加工する必要があるので
手刻みとなります。

※プレカット：事前に工場で構造材をオートメーション化した機械で刻むこと
※手刻み：大工さんが手で刻むこと

鑿（ノミ）の音、
玄翁（金槌）の音、

本格的に現場が始まったことを実感できます。

大工さんの作業する姿は
いつ見てもかっこいい！！！

作業する姿がかっこいい、
動きに無駄がない、

そんな職人さんは

つまり

「うまい」！

スタッフS.O

はじめての出会い

「新たな現場」が始まるときは「新たな道」を覚えるチャンスでもあります。

あまり大きな声では言えませんが、
多少迷っても、方角が合っていそうなら
その道を通ってしまうことも。
いままでは大外れすることもなく
なんとか現場に着くことができています。

さてそんな道中で発見した「マスカット温室」。

普通は切妻屋根のまっすぐな建物なんですが、
これは途中で「くっ」と曲がっていました。
120°くらいでしょうか？

曲がったマスカット温室との
初めての出会いでした。

※カテゴリー「小さな建築」ですが
そんなに小さくありません。
スタッフS.O