お披露目
森林総合研究所の一般公開が行われます。
設計に携わった 実験住棟 (近未来の木造住宅)もお披露目です。 以前の記事へ
研究所は森のような環境に包まれていて
桜の見本樹もあります。
お近くの方は、お散歩がてら是非お出かけください。
2012年4月20日~21日
10時~16時
独立行政法人 森林総合研究所
茨城県つくば市松の里1番地 にて
くわしくはこちらへ
スタッフMa
・津波、地震
東日本大震災以来、沿岸部では津波に対する心配や不安が広がっています。この住宅は1階がコンクリート造、2階が木造の混構造です。先日、内藤廣氏(津波防災技術専門委員・東大名誉教授)の講演で、津波が心配される沿岸部の住宅は上記のような混構造の住宅が推奨されていました。
この住宅も海のすぐ近くに建ってます。この家を設計したのは震災前で、津波のことを考えていたわけではなく、敷地の条件から導き出された答えですが、内藤氏の話を聞いて、この地域で予想される津波に対しては、被害を最小限に抑えることができると思っています。沿岸部に建つ住宅のモデルケースにもなるのではないでしょうか。
独立行政法人森林総合研究所 実験住宅(住宅特集2011.12月号)
・省エネルギー
「近未来の木造住宅」設計コンペで最優秀賞に選ばれたもので、安全・快適・高耐久・省エネルギー・国産材の需要拡大に貢献する住宅が求められています。この住宅の特徴は、昨今の住宅が外部に対して閉鎖的で機械による快適性を求めているのに対し、建築のデザインで太陽熱を捕まえ蓄熱する工夫や、心地良い風を捕まえる工夫をし、自然エネルギーを利用した、冬暖かく、夏涼しい、人間的で省エネルギー・環境負荷の少ない暮らしができる住宅です。
現在、安全・快適・高耐久・省エネルギーに対する実験調査が国の予算で行われています。
神家昭雄
内部工事
気温の低い日が続いていましたが
内部では着々と工事が進められています。
工程の都合上、2階を先行して施工しています。
2階廊下のようす
天井、壁の下地をつくり、 ボードを張り、 塗装を施して設備器具を取り付けています
2階の全長は16Mあります。
1階廊下のようす
工事は2階と同じ手順です。
手前から暗室、検査室、診察室
奥は待合室、玄関と続きます
1階は全長28.5M !
住宅の現場ではなかなか見ることのない奥行きです。
スタッフ Ma
レポート7では、「次回内部の様子を・・・」と
お伝えしていましたが、
その前に、
あまりにも大きな仕事がありました。
別途工事にしていた敷地内の整地です。
施工はSさんとS夫人、Sさんのお父様、お兄様。そしてご存じMちゃん。
オール施主施工(通称S建設)の仕事です。
お父様+お兄様は真砂土のある山から、トラック2台でピストン輸送。
Sさん+S夫人+Mちゃんはその土を運んでは整地。
朝早くから夕方までの1日仕事です。腰が入ってますね~、Sさん。
なかなか良い土だね~、とMちゃん。
内部の写真は、完成してからの公開にしておきます!
スタッフS.O
屋根を葺き、外壁の下地ができ、建物の姿がわかるようになってきました。
2階の屋根にソーラーパネルを載せています。
104枚のパネルが屋根のほとんどを覆っており、
太陽の恵みを受けて、約20kWを発電する見込みです。
ソーラーパネルは架台によって浮いて取り付けられ、「置き屋根」のようになっています。
発電に加え、屋根面の日射の遮蔽を期待しています。
「近未来の木造住宅」(森林総合研究所 実験住棟)では →こちら
ソーラーパネルを一段下げて、より目立たないように取り付けています。
パネルによってまちの瓦屋根が隠れるのは寂しいですが、
屋根に馴染むようにひと手間加えています。
スタッフMa