あたらしい顔
事務所の入り口の設えが新しくなりました。
額に入っている紙の上の部分が、波線で切り取られているのが分かりますか?
何かの契約書らしく、別々の2枚の契約書のこの切り取られた波線が一致して
契約を証明するらしいです。よく考えられていますよね。
追記:契約書は羊皮紙製、1808年のイギリスのもの。
スタッフ hi.
約5年前に発行された本「建築家のメモⅡ」に神家の”メモ”も掲載されています。
図面になる前の「エスキース」と、このブログにもよく登場している
「旅のスケッチ」を載せています。
神家の他に、遠藤周平氏、竹原義二氏、丹下健三氏、藤森照信氏、
レンゾ・ピアノ氏など著名な方々が多く掲載されています。
建築家たちのメモには、建築家の頭の中が現れていて、ずっと見ていると
何を考えて設計しているのかが見えてくるようです。読めば読むほど
おもしろくなる、奥の深い本です。
建築家のメモⅡ
監修:社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部 建築交流部会
出版:丸善株式会社
※少し前の本なので、本屋さんに置いてないかもしれません。
事務所に数冊在庫がありますので、読みたい方はご連絡下さい。
神家昭雄建築研究室
電話 086-264-6480
メール kamiya-akio@mx3.tiki.ne.jp
先月着工した住宅の材料検査に行ってきました。
内装の仕上げに現れてくる柱や梁の化粧材の検査です。
加工場に並んだ材料一本一本を図面と照らし合わせながら確認していきます。
今日は、材料検査の様子を紹介します。
梁となる部材を確認しているところ。
確認し終わった材料は大工さんの手で一つずつ刻まれていきます。
梁の継手。
長い部材は一本ではとれないので、写真のように加工した
2つの材料の凹凸を合わせて継いでやります。
写真は追掛け大栓継ぎといって最もスタンダードな継手。
梁、胴差、桁などによく使われます。
加工を終えた材料はここから現場へ運ばれていきます。
スタッフ hi.
神家がデザインしたペンダント照明がDAIKOから発売されていることはご存知でしょうか?
→こちら
事務所内では素-so-(DAIKO DPN-36346)と読んでいるこの照明。「そのままが一番美しい」という日本の美意識をデザインしたもので、無垢のガラスのソケットと白熱電球(クリア)のシンプルな構成になっています。
今回このガラスのソケットにサンドブラスト加工をしてみました。
ホワイトボールや電球型蛍光灯に合わせると、電球の明かりがソケットを透過して、全体が優しく光ります。
オリジナルとはまた違う印象です。
※メーカーからは発売していません。
スタッフS.O