朝日新聞に記事が掲載されました.
2010年4月4日発行の朝日新聞の「人ひと」の特集に掲載されました.
「第1回JIA中国建築大賞2009」の住宅部門における大賞を受賞した作品のこと、住宅設計に対する考えなどが分かりやすく書かれています.
まだ読まれていない方はインターネットでも見ることができますので、ぜひご覧ください.
→こちら(asahi.com)
2010年4月4日発行の朝日新聞の「人ひと」の特集に掲載されました.
「第1回JIA中国建築大賞2009」の住宅部門における大賞を受賞した作品のこと、住宅設計に対する考えなどが分かりやすく書かれています.
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孤蓬庵、忘筌は小堀遠州の仕事(石橋対決:津田永忠の投稿は3月24日)として建築家なら誰でも知るところですが、表門の前の空堀にかかる石橋に注目している人は少ない。閑谷学校の石橋と同様、ここでも注意深く見なければ、すっと通り過ぎてしまうほど一見よくある石橋に見える。
しかし、よく見ると造形的で、両サイドに架かる親桁は閑谷学校の石橋とは違って、構造的なものではなく、意匠として架けられている。それを知らせるために親桁の中央下端を丸くくり抜いて、軽やかに見せる仕掛けとしている。
H型に見える中央の石と、親桁のくり抜かれた石との間合いがこの橋のもっとも見せどころだ。ここに立つとこんな小さな橋にさえ、全力で向かう遠州の気迫を感じずにはいられない。
神家昭雄