後楽園 流店
粋な建物である.建物の中央に水を流し、両側に床座を設けている.庭園を眺めるために柱だけで構成され壁はない.床座を囲む柱は角柱、軒を支える柱は丸柱と使い分け、ほとんどの柱間寸法は変えてあり、柱どうしのズレをつくりだしている.
床座にすわり、美しい庭を眺めていると柱のズレの意図が見えてくる.(赤い線) 訪れるたびに考えさせられる建築.
住宅建築 2010年2月号「今の家」を参照してください.
神家昭雄
明日からスケッチ展が始まります。
今日は会場の設営に行ってきました。
ずらーっと並んだスケッチは迫力があります。
会場には美しい「日本の風景」がたくさんあります。
ひとつひとつの作品には、風景の切り取り方、線や色の濃淡など、
絵を描く人の個性があってとてもおもしろいです。
また、会場の「岡山県天神山文化プラザ」は、前川國男氏の設計です。
大きなピロティは風が抜けてとても居心地の良い場所でした。会場に行かれたら、
建築も楽しんでみてください。
スケッチ展は明日から、23日(日)まで。詳細は前回更新分をご覧ください。
スタッフ hi.
5月18日より岡山県天神山文化プラザにてスケッチ展が開催されます。
「日本の風景を描く」をテーマとしており、スケッチに落とし込まれた日本各地の風景を
楽しめることと思います。
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岡山スケッチ同好会スケッチ展 ―日本の風景を描く―
会期 2010.5.18(火)~23(日)
am9:00~pm5:00(最終日はpm3:00まで)
場所 岡山県天神山文化プラザ2階 第4展示室
〒700-0814 岡山市北区天神町8-54
問合せ 岡山スケッチ同好会事務局(大角設計室)
tel :086-287-5037
add:〒701-1351 岡山市北区門前16-1
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出展するは岡山スケッチ同好会は、月に1回、主に岡山県内の古い街並の残る場所で
スケッチを楽しむ会です。
神家をはじめ、スタッフも出展しておりますので、是非、会場に足を運んでください。
神家昭雄建築研究室
ブログ投稿が停滞・・・
する前にスタッフS.O日記を少々。
やはりGWが終わったばかり(いやもう1週間過ぎてますね)なので、私のGWの過ごし方をご紹介。
今年は海外旅行客が多かったらしいですが、私もお休みをもらい、3日~5日まで岐阜県多治見市に行ってきました。最近は陶芸人気で名前を聞いたことがある方もいるはず。
まあ里帰りなんですけどね。
新幹線で岡山から名古屋まで1時間30分、そこから在来線で最寄り駅の多治見までは40分程度で到着です。岡山に来る前は、大阪より西に行くことは稀だったので、岡山=遠いイメージがありましたが、新幹線はすごい!!!あっという間に着いちゃいます。
実は5月はO家にとって特別な月。GWは特別な期間なんです。
というのも父親の誕生日が3日、私の誕生日が4日と2連続誕生日。(ちなみに父とは干支も一緒)「誕生日は外へお食事に」とか「みんなでケーキを」とか特別なイベントがあるわけではありませんが、母親が決まって4日には赤飯を炊いてくれます。
それを食べながら話していると、父が今の私と同じ歳の誕生日、つまり30数年前のGWは新婚旅行中だったとのこと。父は「ほ~」とあまり覚えがないようですが。(笑)
また日中は友人とセラミックパークMINO(設計:磯崎新)へ。陶芸鑑賞を楽しみました。
私のGWはそんな感じですね。
写真がない投稿ですいません・・・。
ちなみに今年で30歳。良い歳にしたいと思います!
※補足:私、プレゼントはありがたく素直に頂くタイプの人間ですので。
スタッフS.O
■長谷川等伯 没後400年展
等伯の作品がこれほど一堂に見える機会はないため、連休明けにも関わらず120分待ちだった。(フェルメールの時は180分待った。)
すごい人気に驚いたが、もっと驚いたのは「月の松林図」があるという噂は聞いていたが、それが松林図と向かい合って展示されていたのだ。
「月夜松林図」と名付けられていたが、どうも等伯作ではないらしい。それでも美しい。
松林図を人ごみの中でスケッチしてみた。
そこで僕が感じたのは、この絵の主題は松ではなく、時間・空間を表現するために松の林が選ばれていると思われた。
■三十三間堂
1001体の千手観音を描こうと思った。(うそ)
それでもいつか挑戦しようと思う。
この場に居るとモチベーションが上がり幸せな気分になる。
神家昭雄