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孤蓬庵 石橋

孤蓬庵、忘筌は小堀遠州の仕事(石橋対決:津田永忠の投稿は3月24日)として建築家なら誰でも知るところですが、表門の前の空堀にかかる石橋に注目している人は少ない。閑谷学校の石橋と同様、ここでも注意深く見なければ、すっと通り過ぎてしまうほど一見よくある石橋に見える。
しかし、よく見ると造形的で、両サイドに架かる親桁は閑谷学校の石橋とは違って、構造的なものではなく、意匠として架けられている。それを知らせるために親桁の中央下端を丸くくり抜いて、軽やかに見せる仕掛けとしている。


H型に見える中央の石と、親桁のくり抜かれた石との間合いがこの橋のもっとも見せどころだ。ここに立つとこんな小さな橋にさえ、全力で向かう遠州の気迫を感じずにはいられない。

神家昭雄 -
昨日の…
昨日お伝えしたHUTTE DE NOËLですが、冬の写真を初公開です!
以前の記事(夏の写真)と見比べてみてください。
季節感をこれだけ感じられる建物もきっと少ないのではないでしょうか。


スタッフS.O -
L’ATELIER DE NOEL 4月
桜が開花...
そんなニュースが流れたのに、この寒さは何ですか?
明日はもっと冷えるとのこと。
桜がもう一回つぼみに戻るなんてことはないと思いますが、とにかく寒いです。
さてアトリエ・ドゥ・ノエル4月の案内が届きましたので紹介します。これまでも送っていただいていたのですが、久しぶりのお知らせになってしまいました...すいません。ヘビーローテーションが期待されながらも停滞中の「小さな建築」の投稿ですが、ご愛読いただいている方はご存じのHUTTE DE NOËLも本事務所が手掛けた「小さな建築」です。行かれた際は、こちらも同時にお楽しみください。(※左にある以前の記事2009.6-8月を見ていただければ工事の様子がわかりますよ。)
地図は→こちら
スタッフS.O


















