▲河井寛次郎展ポスター
昨日，岡山県立美術館へ河井寛次郎展を見に行ってきました．
今回の展覧会では，独立間もない30歳頃の作品から，亡くなる直前70歳代までの作品が，約300点展示してあり，時間（時代）を追っての鑑賞ができました．
30歳代の作品は非常に細やかで，民藝運動のはじまりと共に装飾は減り，晩年には偶然を必然と受け入れたような，釉薬？を叩き付けたような作品もありました．
この変化は単に技法の変化にとどまらず，彼の感情の変化（←見る人それぞれで違うモノが見えるんでしょうね．）を目の当たりにしたような気がしました．
いや～，良いものを見ることが出来ました．所長が図録を購入していたので，また見せてもらおうと思っています．
スタッフS.O
昨日はようやく梅雨らしい気候になりました．
最近の雨の少なさで，こちらでは瀬戸内海を挟んでのお隣，香川県の渇水のニュースがいつもテレビから流れてきます．
雨が降る→土が軟らかくなる→草抜きが楽．．．ということで，仕事の合間（一番暑い時間になってしまいました：蚊は少なかったですが）を縫って，事務所の庭で，芝生と激しい領地争いをしている，草達を一掃しました．その後，夏になって伸びるスピードを上げた芝を刈りました．
▲芝刈り後の，事務所の庭
芝刈り後は，独特の草の香りに包まれ，さわやかな気持ちになります．もしかしたら単なる作業のように聞こえるかもしれませんが，庭の設計をする機会も多い私たちにとって，このようなことを身をもって体感する日々を過ごす事は，とても大切な勉強だと考えています．もちろん，芝敷き・敷石敷きも以前，所長・スタッフ総出で行いました．
2ヶ月前，新緑だった芝は，夏の日差しを浴び，深い緑へと変化しています．
スタッフS.O
「2～3日に1回投稿する」という目標の達成は遠く，約1週間ぶりの投稿となりました．小学生時代，毎日日記をつけることが宿題だった日々を少しだけ思い出しました．
さて本日は「神家農園」の紹介をします．とは言っても10坪程度の貸農園の一画なんですが．．．事務所からは少し離れた場所で，本当に小さな小さな農園です．
▲神家農園の全景
現在植わっているものは，トマト（4種類），キュウリ，ナス，カボチャ，ニガウリ，黄ウリ，オクラ，ニンジン，アシタバ，インゲン豆，ピーマン（パプリカかも？）と，なかなかバラエティーに富んでいます．この中には放任主義で育ってくれる野菜もありますが，キュウリやナスは他の野菜に比べ，水を与えないとうまく育ってくれなかったり，トマトは逆に，水を与えすぎると，甘味が減り，実が割れてくること等々，学びながら世話をしています．仕事の合間をぬって，2～3日に1回，夕方に水をやりに行くくらいしか私は出来ていませんが，野菜は今のところスクスク育ってくれています．．．が，カボチャが元気すぎて困っています．たった2本の苗が拡がり拡がり，農園半分を占める勢いです．本日も行ってきたのですが，隣の農園のおばさんもビックリしていました．次にオクラに目を移した時，私は自分の予想に反したオクラの実り方に目を疑いました．予想ではキューリと同じく，下に垂れた野菜と思っていたんですが，実は下の写真のように，全く逆なんです．
▲オクラ
これはブログに！と思い，写真を撮っていたら，数人のおばさんに笑われました・・・．皆さんは知っていましたか？
このように神家農園は素敵なコミュニケーションと，美味しい野菜，そして驚きに溢れている場所です．
また随時，神家農園の様子や，収穫の話題を投稿していきます．
スタッフS.O
6月13日所長はじめスタッフ全員，お友達の設計者の方と，島根へ建築ツアーに出掛けました．
まずは松江で出雲民藝紙の人間国宝，故安部榮四郎さんの記念館を訪れ，その後出雲に移動し，大社文化プレイス（設計：伊東豊雄建築設計事務所），島根県立古代出雲歴史博物館（槇総合計画事務所），出雲大社（出雲大社 庁の社 設計：菊竹清訓建築設計事務所），松江に戻り，島根県立美術館（菊竹清訓建築設計事務所）と，内容・ボリューム共に濃い建築ツアーになりました．
古代建築から近代，現代，時代は違えど，どれも見ごたえのあるものばかりでした．
▲島根県立古代出雲歴史博物館
水平に延びる直線が，背景の山々を，より意識させてくれます．コールテン鋼ってやっぱり魅力的な素材です！
▲出雲大社 庁の社
決して規模は大きくありませんが，1961年建築，つまり45年以上の時を刻んできたコンクリートは風化し，そぎ落とされたような質感がデザインと共鳴しているようでした．
▲出雲そば（割りこそば）
私は初めて食べました．やっぱり旅の楽しみは食にもありますよね．とりあえず全員，注文は割りこそば．何杯でもいける感じです．
あと，これから初めて島根を訪れようという方，赤茶の石州瓦が創りだす風景は美しいですよ．屋根が，風景の重要な形成要素ということを再確認できました．
スタッフS.O
記念すべき6月14日，研究室ﾌﾞﾛｸﾞをｽﾀｰﾄします．
やろう，やろうと思いながら，日々は過ぎ，いつになるのか・・・そんな感じを払拭する為に，考える前に「とにかく開設」と思い，本日からｽﾀｰﾄ（見切り発車？）を切ります．
「開ける度に，更新されているようなﾌﾞﾛｸﾞ」を目指し，2～3日に一度は投稿していこうと思っています．内容は事務所の日常・・・建築はもちろん．神家農園の様子等々，とにかくありのままの様子を綴っていきます．
皆様，是非覗いてみて下さい．
スタッフ S.O
