最近のスケッチから
現場監理の帰り.俵屋が新しくつくったカフェ,サロンド・テにてスケッチ.古い町屋をモダンに改造したもので,北欧の家具が良く似合う.京都の町屋独特の小さな坪庭が内部空間を豊かにしている.
向かいには岩彩の彩雲堂がある.
神家昭雄
事務所から徒歩30秒の「岡南神社」がなんだか騒がしい・・・気がする.
・隣接する公園内は駐車できないはずなのに,今日は車が停まっている.
・子供の数がやけに多い.
・出店の準備らしき姿を目にした.
「ムムッ!今日は何の日???」考えてもこれといった日ではない.
で,用事を済まして事務所に戻る途中,もう一度公園を覗くと鳥居のすぐ向こうに緑の輪が見える・・・「お~,あれか!!!」
という訳で行ってきました「茅輪潜り」.この神事は,「今年1月より6月までのゆくりなくも罪,穢れ在らんをば全てを大祓いすると共に,7月より12月までの柱事,疫病から貴方様をお守りする厄除けの大切なお祭りです.」(←神社のプリントを拝借)というなんともありがたい神事なんです・・・って
そこで先輩スタッフK.Mを誘い,僕達も茅輪を8の字半を描くように潜り(←参り方),本殿を参って来ました.そして,置いてある茅で茅輪を作り,各戸口に飾るわけです.ちなみに事務所では戸口ではありませんが早速こんな感じで飾ってみました.
そして祭りといえばこれ!僕の記憶では,一昨年,昨年の「茅輪潜り」に出店は出ていなかったと思いますが,今年は祭りらしい香ばしい香りが,僕達を誘うではありませんか.「何があるかな~」と見渡し,「やっぱ高いな~」と自分を抑え・・・「祭りじゃ~」と財布を開く.このリズムでイカげそを買って頬張りました.高いことは分かっていても止められない祭りの魔力です.
スタッフS.O
打放ちの現場の続報です.
コツコツ隊の甲斐あって,コンクリートは上々の出来.
今日は2階の木造部分の棟上でした.
今にも雨が降りだしそうな梅雨空のもと,
大工さんの手際の良さに後押しされ,棟は無事に上がりました.
棟上は何度経験しても緊張します.大きな期待と小さな不安を抱えて...
設計してきた家がかたちになる最初の日,それが棟上.
大工さんはこの日に向けて柱・梁を手で刻んでいます,コツコツと.
クライアントにはじめて実際の家の姿を見て頂ける日でもあります.
地域の人へのお披露目も同じく.
棟上は工事に関わる人々の発表の場とも言えます.
工事は幕が上がったばかり.
配役は様々ですが,竣工に向かって皆が誇りをもって仕事ができればと
改めて感じました.
今日は脇役も大活躍!
今日は現在施工中の住宅(1階コンクリート,2階木造)のコンクリート打設のお手伝いに行ってきました.
中国地方も梅雨入り後は冴えない天気の連続でしたが,今日は晴れ時々曇り(私の判断).最高の打設日和でした!
現場は朝から,職人さん,工務店からの助っ人,そして私たち(・・・最高で15人くらいいたんでは?!),多くの人が集まり,型枠へとコンクリートを流し込んでいきました.そのときの様子は「上でウィンウィン,下でコツコツ」って感じです.分かりにくい!って声が聞こえてきそうですね・・・
コンクリートはただ型枠内に流し込んでいても美しくは打てません.バイブレーターという細かく振動する機械を型枠の隅々まで突っ込み,均等にコンクリートを行き渡らせたり,型枠を木槌でコツコツと(これも美しく仕上げるため)叩かなければいけません.それらの作業を通して美しく,強度的にも優れた建築になるわけです.
その間,所長と担当者Mは2階スラブ配筋上で鋭い眼光を光らせ現場全体を見渡し,気になる箇所をチェックしなくてはいけません.私はというと完全なお手伝いの身.下のコツコツ部隊に入隊し,木槌でこつこつとコツコツ(おやじギャグへの兆候?)してました.
今日で2階スラブまでの打設は終了したので,美しいコンクリートの躯体が表われるのももうすぐです!その様子はまた更新します.お楽しみに!
スタッフS.O