黒の家
この季節、青々とした水平に広がる田んぼは美しい。
初夏のころ、庭に少し手を入れ、
田んぼと庭が繋がる広がりを持った新しい環境を考えた。
建築も庭も周囲の環境と対話し、繋がりを大切にした、
好ましい場を作ることを考える。
仕事は造園家の武村さん。石の彫刻も。
神家昭雄
この季節、青々とした水平に広がる田んぼは美しい。
初夏のころ、庭に少し手を入れ、
田んぼと庭が繋がる広がりを持った新しい環境を考えた。
建築も庭も周囲の環境と対話し、繋がりを大切にした、
好ましい場を作ることを考える。
仕事は造園家の武村さん。石の彫刻も。
神家昭雄
今日は、なんとスウェーデンからお客様がいらっしゃいました。
17歳にして、将来は建築家になりたいと考え、当事務所のホームページを見て
アイデアとコンセプトに共感し、見学に来てくれたそうです。
高校生で真剣に将来について考え、行動しているのも驚きですが、
日本とスウェーデンのハーフで、日本語も流暢に話す才女でした。
日本に住んでいた時期もあり、異なる国で生活するうちに、その土地その土地の建築に
興味を持ち、建築家を志したそうです。
建築に自然を取り入れるとともに、サスティナブルと天然素材に重点を置いていることや、
建築がその環境に適応する必要性など、すでに建築についての確固とした考え方を持っている
彼女は、「上山の家」と「福島の家」は完璧だと感じてくれたそうです。
所属しているサッカークラブではミッドフィルダーを務め、野球は阪神ファンだという彼女は、
これから大学に進学し、建築を本格的に学ぶそうで、今から将来が楽しみです。
スタッフS.E
神戸のまちづくり会館で行われている「建築家 宮脇 壇 のドローイング展」に
事務所のメンバー+OGで出かけてきました。
数々の名作を世に発表してきた宮脇壇ですが、その構想段階のドローイングから、
施工に際しての詳細図に至るまで、その全ての制作物が、
独立した作品として鑑賞するべき完成度と想像力を湛えていました。
没後20年が経過しようとしていますが、手書きの図面やドローイングからは
いまなお生々しい思考の軌跡が見て取れます。
この展示は神戸では24日まで行われているそうなので、
興味のある方はぜひ行ってみて下さい!
(ちなみに、写真撮影可、でした)
その翌日は安藤忠雄さんの講演会を聞きに、直島は直島ホールへ。
体調を崩されたというようなニュースを聞くようになり、大丈夫だろうかと
思いながら出かけた講演会でしたが、安藤さんは驚くほどエネルギッシュで
快活に、自らが携った直島のこれまでと、これからについて語っていました。
講演会終了後は小走りで退場し、会場を驚かせていました。
また、会場になった直島ホールもじっくりと見学できました。
(そしてなんと会場には三分一さん本人も来ていました!)
↑直島ホールと、その背後には石井和紘の直島町役場という贅沢なツーショット。
ここ数日、インプットの情報量が多い日々でした。
ここで蓄えたものをまた日々の仕事に役立ててゆきたいです。
スタッフS.E