蔵と、ハナレと。
先日、
長い工事を無事終え、引渡しをしました。
梁の架け方も、刻んできた時の長さも異なる、対照的な空間が
寄り添うように建っています。
◆庭に開いたハナレ
デッキから庭へと続く、あらたな家族の団らんの空間が加わりました。
◆再生した古い蔵
天窓を設け、光に満ちた空間に生まれ変わりました。
ハナレは、以前からそこに建っていたかのように
屋敷の中に加わりました。
来年は引き続き、庭の整備に取り組む予定です。
スタッフ Ma.
何が違うって
前回までは「Fattoriaのお堂」カテゴリ、
今回は「小さな建築」カテゴリへの投稿です。
私たちは「小さな建築」好きの集まりなので
このようなカテゴリが存在するんです。
事務所で手掛けてきたこれまでで一番小さい建築は
「吉備中央町の家」の外部トイレ。
ブドウ、マスカット栽培を営むクライアントが
作業のあいまに使うトイレです。
これが1.2M×1.9M。
「Fattoriaのお堂」が2M×2Mなので
その半分くらいの建物です。
人にとっての一番小さな建築はこの建物ですが
?にとっての一番小さな建築も実はあります。
「島崎さんの家」です。
島崎さんとはクライアントの飼い猫の名前。
私が事務所に入ったばかりのころ
現場で出た半端材を集めてつくりました。
35㎝×50㎝程度の大きさだったように記憶しています。
ダントツの小ささです。
これを抜く建築、出そうにないな~?
スタッフS.O