青焼き機の危機2014
「青焼き」
この言葉を聞いてどれくらいの人が
実物を思い浮かべることができるでしょう。
機械に通すと描いたところが「青」で発色されるから
「青焼き」
白×黒コピー機全盛のこの時代
神家事務所はまだ「青焼き機」を使用しています。
実はこの青焼き機、
8年くらい前を最後に製造を中止し
いまではメンテナンス部品の供給もストップ。
あるものを大切に使うしかない状態です。
そう
今、青焼き機は危機的状況なんです!
つい最近、知り合いの工務店から譲り受けた青焼き機。
それまで使っていた青焼き機にかわり
順調なスタートをきりました・・・が快適に使えたのは1~2週間。
すごくきれいで状態も良いのに
紙を吸い込むゴムのローラーが劣化して、ポロポロ落ち始め、
紙を吸ってくれません。
たったそれだけのこと、それだけの部品が悪いだけで図面を焼くことができないんです。
ここからはどうしようもないと思いながらもやはりRICOHに電話。
だめもとでメンテナンスの方にも見てもらいましたが
やはり部品が。
そこから青焼き機探しの日々が始まりました。
そして見つかりました。
広島から来てくれたこのニューフェイス。
やはり製造は十数年前のものですが状態は良好です。
頼む。あと5年はもってくれ!
みんなから期待され、彼は今日も懸命に図面を焼いています。
ここまで書くと
「白×黒コピーにしたらいいじゃん」と思われそうですが
本事務所はみんな青焼きの図面が好きなんです!
青焼きの図面はなんかかっこいいんです!
スタッフS.O