あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます.
今年の新年最初の大仕事はマキ作りです.事務所では12月~3月頃までマキストーブで暖をとっています.そのためには大量のマキが必要です.今回は柱材(桧)の半端材を現場からいただいて,それをストーブに入る長さに切って使います.
マキ作りはけっこう大変ですが,ストーブの炎を見ていると体とともに心も温かくなります.
今年も心のこもった住宅を1つ1つ丁寧に作っていきたいと思っています.
よろしくお願い致します.
神家昭雄
事務所から徒歩30秒の「岡南神社」がなんだか騒がしい・・・気がする.
・隣接する公園内は駐車できないはずなのに,今日は車が停まっている.
・子供の数がやけに多い.
・出店の準備らしき姿を目にした.
「ムムッ!今日は何の日???」考えてもこれといった日ではない.
で,用事を済まして事務所に戻る途中,もう一度公園を覗くと鳥居のすぐ向こうに緑の輪が見える・・・「お~,あれか!!!」
という訳で行ってきました「茅輪潜り」.この神事は,「今年1月より6月までのゆくりなくも罪,穢れ在らんをば全てを大祓いすると共に,7月より12月までの柱事,疫病から貴方様をお守りする厄除けの大切なお祭りです.」(←神社のプリントを拝借)というなんともありがたい神事なんです・・・って
そこで先輩スタッフK.Mを誘い,僕達も茅輪を8の字半を描くように潜り(←参り方),本殿を参って来ました.そして,置いてある茅で茅輪を作り,各戸口に飾るわけです.ちなみに事務所では戸口ではありませんが早速こんな感じで飾ってみました.
そして祭りといえばこれ!僕の記憶では,一昨年,昨年の「茅輪潜り」に出店は出ていなかったと思いますが,今年は祭りらしい香ばしい香りが,僕達を誘うではありませんか.「何があるかな~」と見渡し,「やっぱ高いな~」と自分を抑え・・・「祭りじゃ~」と財布を開く.このリズムでイカげそを買って頬張りました.高いことは分かっていても止められない祭りの魔力です.
スタッフS.O
僕たちの事務所で「建築家のあかりコンペ」のためにデザインした照明器具がDAIKOより発売されました.
何万点とある照明デザインの中で,最もシンプルで美しいあかりとなっています.“そのままが一番美しい”という日本人の潜在的な美意識をかたちにしました.ソケットをガラスでつくったものでソケットも光り,全てがあかりとなります.消灯時はソケットの内部が透けて見えてとてもきれいです.
ソケットは写真のように無垢のガラスから削り出してつくっています.
中国での製作の様子を送ってもらいましたが,自分がデザインしたものが,1つ1つハンドメイドでガラスの塊から削り出されているのには驚きと,建築とは違った新鮮な感動を覚えました.
この照明器具がベーシックなあかりとして,永く多くの人に使われ喜んでいただけることを願っています.
神家 昭雄