登下校の思い出
先日,お施主さんから自宅で採れた「栗」と「プルーン」を頂きました.
何を隠そう,つい5分前にそのプルーンをつまみ,ブログ更新に至ったわけですが・・・.
で,なぜ「登下校の思い出」なのかといいますと,私の小学生時代,通学路に一本のビワの木があり,友人と班長旗(登下校のリーダーが,横断歩道で掲げる旗)で,ビワの実に狙いを定めては振りかざし,実を食した時代を思い出したからです.(低学年の時は,班長旗を持った年上の人が分けてくれていました←伝統!?)登下校の道側に落ちず,ビワの生えている庭側に落ちることもしばしばで,今考えればきっと持ち主は気付いていたに違いませんが,おおらかな気持ちで僕達のすることを許してくれていたみたいです.もちろん今はしてませんが!
色・味はプルーンとはまるで違いますが,そのシルエットが妙にビワに見え,この内容を書かずにはいられなくなったわけです.
そんな思い出があるので,時々想像するわけです.「通学路にあった家1戸に1本の果樹があったら」・・・なんとも楽しい登下校になりそうです.持ち主にはかなり迷惑がかかりそうですが,家に果樹のなかった私は,大人になっても採る側の感覚で考えてしまいます.
またこの考え方をすると,庭がその家の家族だけにとどまらず,近所の人はもちろん,ふと横を通った人を楽しませる存在であることに気が付きます.もちろん果樹に関わらず,花,新緑・紅葉した葉・・・どれも見た人をふと幸せな気分にしてくれますよね.
1戸に1本,通る人へのプレゼント・・・素敵な考え方じゃないですか?
そしてそれが果樹であれば,昔の私のような子供は自然のおやつも手に入れられるわけです(笑).
スタッフS.O