絵を描く人
勝山の街並。
旭川沿いの民家の裏手の風景ですが、それぞれに川との関わりの工夫があって、後ろの山を背景に美しい。
思わず描きたくなった。
玄関に飾ってみる。
神家昭雄
深沢直人「ふつう」を読みながら少し前の彼の展覧会を思い出した。
会場の入り口に藤井保の撮ったヨーロッパの街並みの大きな写真が掛かっていた。
ヨーロッパならどこでもありそうな風景だが、僕にはその写真を見た時に、ひと目でそれがどこか特定できた。
スイス、バーゼルのクラフトホテル、ライン川を望むデッキからの写真だと。
同じ場所でスケッチを描いていたから。
神家昭雄