白石の家一年検査
「白石の家」の一年検査に行ってきました。
竣工から一年が経ち、新型コロナの影響で少し遅くなってしまいましたが、よく晴れた日にお邪魔することが出来ました。
去年の秋に搬入したフィン・ユールの椅子と、出来てから一年が経過した庭です。
時期もあり緑が濃く、旺盛に茂っており夏の庭という感じになっています。
一年暮らして気づいた点などを調整し、より良い暮らしを送っていただければと思います。
スタッフS.E
フィン・ユールのNo.45イージーチェアを「白石の家」へ搬入して来ました。
注文から約半年、海を渡る長い旅の末、ようやく白石の家に到着しました。
このイージーチェアを置くのは再生工事の際、新たに増築した部分です。
元の建物の構造上、天井高が最も低いところで1.9メートルになっています。
新築の設計ではなかなかここまで思い切った天井高にはできませんが、
白石の家ではこの天井の低さが、居心地のよいアルコーヴのような空間になっています。
イージーチェアに座ると、今回の再生工事に合わせて整えた庭と、昔からある母屋の庭を一度に望むことができます。
スタッフS.E
終らないかのように思われたゴールデンウィークもようやく終わり、また仕事の日々に戻りました。
今日は、先日引渡しをした「白石の家」に、庭が出来たということなので、行ってきました。
昨日、しっかりと雨が降ったあとの快晴なので、庭の新緑が生き生きとしていて、とても気持ちのいい訪問でした。
↑正面のアプローチ。来客を出迎えるように植栽されています。
↑家の中。ぐっと天井を下げた室内の窓からは庭が見渡せます。
新しい庭は、奥にある母屋の庭と一体に見えるよう、様々な工夫がしてあります。
↑広く使えるスペースを建物の前に確保するため、いくつかの植栽のボリュームを島のように配置しているのですが、それらの島がばらばらにならず、一つの庭としてまとまりのある空間になっているのは、お施主さんと庭師さんが共に頭を捻った成果です。
出来立ての庭は、これからもっと生い茂ってゆく様を想像するだけで楽しいものですね。
建物も、庭の成長と共に、魅力が増していくようなものになったと思います。
スタッフS.E