見立て
この二つのものは欠けたり、割れたりしていて商品としての価値はない.
しかし、僕には、欠けや割れができた瞬間に新たな価値が生まれ魅力的なものとなっている.
まったくのひとりよがりではあるが・・・・・
すてられていたものを拾ってきた古い平瓦.花器に見立てて、椿を入れる.
斜めの線は、瓦を貼る時に下地にくっつきやすくするためのもの.
窯入れの時、底が割れてダメになったので、作家が、口をあえてこわしたものと思われる.
この口の鋭利さが花器を超えた美しさを見せる.
神家昭雄
この二つのものは欠けたり、割れたりしていて商品としての価値はない.
しかし、僕には、欠けや割れができた瞬間に新たな価値が生まれ魅力的なものとなっている.
まったくのひとりよがりではあるが・・・・・
すてられていたものを拾ってきた古い平瓦.花器に見立てて、椿を入れる.
斜めの線は、瓦を貼る時に下地にくっつきやすくするためのもの.
窯入れの時、底が割れてダメになったので、作家が、口をあえてこわしたものと思われる.
この口の鋭利さが花器を超えた美しさを見せる.
神家昭雄
孤蓬庵、忘筌は小堀遠州の仕事(石橋対決:津田永忠の投稿は3月24日)として建築家なら誰でも知るところですが、表門の前の空堀にかかる石橋に注目している人は少ない。閑谷学校の石橋と同様、ここでも注意深く見なければ、すっと通り過ぎてしまうほど一見よくある石橋に見える。
しかし、よく見ると造形的で、両サイドに架かる親桁は閑谷学校の石橋とは違って、構造的なものではなく、意匠として架けられている。それを知らせるために親桁の中央下端を丸くくり抜いて、軽やかに見せる仕掛けとしている。
H型に見える中央の石と、親桁のくり抜かれた石との間合いがこの橋のもっとも見せどころだ。ここに立つとこんな小さな橋にさえ、全力で向かう遠州の気迫を感じずにはいられない。
神家昭雄