新たな試み!
「山崎の家」のギャラリーには、新たな試みが詰まっています!
ひとつは、棟を振ることで不思議な屋根のかたちになっています。
家並みに馴染みつつも、まちに開かれたパブリックな性格を表明する屋根。
▲外観 屋根の連なり
もうひとつは、その屋根の構造。
ワイヤーと丸鋼のみで構成された 最もシンプルな張弦梁 による棟木です。
下山 聡さんに構造設計していただきました。
棟木のサイズを小さくし、登り梁と一体的な屋根の構造をつくり出しています。
▲使用材料 ワイヤーとねじ切りを施した丸鋼(束)、座金とナット
▲丸鋼の束を徐々に締め下ろすことでワイヤーにテンションをかけ、張弦梁を構成する
▲すべて長さの異なる登り梁が架けられ上棟
▲内部のようす
▲目下、クライアントによる塗装工事中。
つくることの楽しさを改めて感じているところです。
スタッフ Ma.