祝 上棟(松山・城北の家)
神家建築研究室(岡山)初の愛媛でのプロジェクト。
これまでのブログにも書いてきましたが
材料も柱:桧(愛媛)×梁:地松(岡山)です。
柱、梁を接合していくことを「組む」といいますので
このプロジェクトは
ダブルで「愛媛×岡山」が組んでいるんです。
しかも久しぶりのオール手刻み、
竹木舞土壁施工の物件です。
上棟では材と材の継手、仕口の仕事で大工さんの「技」をみてとれますが
ピッタリ、きつーく隙間ない継手の仕事に
これからの工事の期待感が高まります。
僕も色んなことを学ばせてもらうプロジェクトになりそうです。
「プレカット(オートメーション化した機械での加工)」全盛の時代ですが
工務店はこういう時代だからこそ年間数棟は手刻みを行うべきですね。
(工務店の立ち位置にもよりますが・・・。)
若手大工さんに熟練した大工さんの技を継承していかないといけません。
居間には本当に美しい柱、梁が並んでいます。
柱は無節ばかり
地松も居間まわりはほぼ無節。
なかなかお目にかかれない材料ばかりです。
上棟の最後には棟梁に祝詞をあげてもらいました。
来春~夏にみんなで竣工を祝うべく
これから現場は進んでいきます!
スタッフS.O